Webasto には、船舶・ヨット用の空調システムがあります。キャビンの個室ごとに空調が必要な場合は、Webasto BlueCool S シリーズが最適なソリューションです。このシステムでは、コンパクト装置としてコンポーネントを取り付けます。
Webasto には、船舶・ヨット用の空調システムがあります。キャビンの個室ごとに空調が必要な場合は、Webasto BlueCool S シリーズが最適なソリューションです。このシステムでは、コンパクト装置としてコンポーネントを取り付けます。
キャビンが3室以上あるヨットには、Webasto BlueCool S シリーズシステムをお勧めします。各キャビンに装置1基ずつ必要となります。装置は取り付けやすく、冷房システムよりお求めやすい価格設定です。
キャビン4室以上を冷房する場合は、Webasto 冷房空調装置をお勧めします。これらのシステムは、キャビン内に占めるスペースがより少なくて済み、キャビン数室のよりよい空調に適しています。お客様が必要なサイズ全体の概算を確認するには、弊社のコンフィギュレータをご利用いただけます。
どの空調システムでも、通気口は、キャビン内のできるかぎり高い場所にあると、最適な冷房が行えます。統合型ヒーター搭載の快適環境システムについても同様です。暖かい空気は通常上昇しますが、弊社の空調システムで使用される送風機は、暖房システムで使用されるものと比べ、最大3倍強力です。空気の戻り口がずっと下方に付いている場合、空気循環させるだけで十分、適切な暖房が実現します。
ノイズレベルを最小に抑えるには、さまざまな方法があります。基本、キャビンの通気口はすべて、最小ノイズで最大の通気量が可能となるように、推奨最小サイズに対応している必要があります。弊社では、空気が通気口から均等に送風されるように、分配ボックスの設置をお勧めします。プログラマブル送風機制御を利用するため、ファン速度は個別調節も可能です。ただし、気流が減ると、冷房性能も当然低下します。
安眠を妨げることなく、BlueCool S シリーズを設置することができます。システムをベッドのすぐ下に設置した場合、ノイズレベルを下げるため、ベッドフレームを十分絶縁する必要があります。吸気部分を空調機の正面に直接配置するのも避けてください。ノイズの逃げを塞いてしまうことになります。吸気口は、ノイズの逃げ道を塞がないよう調整することが必要です。
Webasto 製品は2年間の保証付きです。弊社は世界56ヵ国で展開し、広範な取扱店ネットワークを誇ります。このネットワークは今もなお成長中です。
空調システムを使用して温めることはもちろん可能です。逆流バルブが必要です。ただ、この方法が的確に稼働するのは海水温が少なくとも 10°C の場合です。海水温が 4°C 以下になると、稼働しません。
Webasto は統合快適性システム – 弊社 BlueComfort システムを提供する世界初のサプライヤです。この実現に当たり、弊社では特別開発および適応したディーゼルヒーターを自社製空調システムに統合しました。これにより、海水の温度にかかわらず、希望の室内温度に調整ことができます。ヒーターは、空調システムコントローラを使用して完全統合および調整します。
事実上可能ですが、2つの並水回路が必要になります。1つは暖房用、もう1つは冷房用です。ただし、この設置は高価な上、小型船舶では実用的ではありません。熱交換器内に設置するため Webasto が提供する電気暖房エレメントのほうが、ソリューションとしてはより簡便です。この方法を使用すると、キャビンの別室で冷房機能を使用しながら、熱交換器1台を暖房モードで稼働させることできます。